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- 在日外国人労働者の生活オリエンテーションのための日本語教育支援
当協会理事が中華職業教育社訪日代表団一行の視察交流に同行
当協会理事が
中華職業教育社訪日代表団一行の視察
交流に同行
11月6日、当協会の代表理事山田暁氏の招聘を受け、中華職業教育社総幹事方乃純氏を団長とする代表団が来日し、2日間の日程で視察交流を行いました。
中華職業教育社は、職業教育に関心を寄せる教育界、経済界の方々を中心に組織された団体で、中国の著名な教育家であり愛国民主家の黄炎培先生が、蔡元培、梁啓超、張謇、宋漢章等48名の教育界、実業界の名士と協力し、1917年5月6日に上海で設立しました。職業教育の唱道、研究、推進及び生産労働からの脱却と社会生活における伝統教育の改革を目指し、「個性を伸ばし、生きる術を身につけ、社会に貢献できる人間を育て、自国及び世界全体の生産性の向上に寄与する」「仕事のない者は仕事を得、仕事のある者はその仕事にやりがいを持つ」ことこそが職業教育の目指すものであるとの考えを打ち出し、設立から今日まで、一貫して職業教育の発展、推進に力を尽くし、職業教育の改革発展に大きく貢献してきました。現在、これは黄炎培職業教育思想となり、中国近現代教育史に新たな一頁を刻みました。
代表団には、団長の中華職業教育社総幹事方乃純氏のほか、中華職業教育社組織宣伝部、雲南省中華職業教育社、湖北省中華職業教育社の各役員、雲南機電職業技術学院、湖北工業大学職業技術師範学院の院長等が参加し、当協会の理事奥村穰氏、下滝哲夫氏、張超氏、山川暁司氏が全行程に同行しました。
一行は、先ず群馬県にある中央カレッジグループ本部を訪問し、中島利郎理事長及び職員と会談を行いました。中央カレッジグループの紹介ビデオを鑑賞した後、グループに属する高崎ビューティモード専門学校、中央情報経理専門学校高崎校、中央農業グリーン専門学校を見学し、日本の職業教育の発展の現状について理解を深めました。
双方は今後の協力関係の強化についても座談会を行い、定期的な情報の交換と共有、資源の共有、職業技能大会等交流イベントの共同開催の可能性、また、日中双方の大学や専門学校間の交流活動の強化と、相互の学校紹介による中国の学生の日本留学や日本の学生の中国留学のルート作りなど、交換留学生派遣の実現化について意見を交換しました。
今回の訪問を通じ、日本と中国それぞれの職業教育の発展過程を共有したことは、今後の両国の更なる協力関係の推進に繋がることでしょう。
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