中華職業教育社とオンライン会談を実施
2023年5月5日午前、当協会は中華職業教育社とオンライン会談を行いました。
会議には協会を代表し、会長奥村穣、常務理事張超、教育総長柳宇星、理事塙奈苗が出席、中国側は、中華職業教育社党組書記・事務局長方乃純氏、副事務局長・党組メンバー王松濤氏、連絡部責任者李敏氏が出席しました。
当協会(国際職業能力育成協会)は設立以来、「国際実践型人材育成」を趣旨とし、国際交流事業及び国際人材育成訓練の2つの事業をメインに、職業能力開発、職業資格認証、職業学校の学生の国際交流、就業前訓練の4つの分野に注力してきました。そして、長年にわたる発展の過程で、日本への留学、就職及び就業前訓練の体系を確立しました。中華職業教育社は、1917年の設立以来、百年余りにわたり中国の職業教育に尽力し、特に近年、中国が国を挙げて職業教育の推進に取り組む中で、その役割は更に重要度を増しています。今回のオンライン会談を通し、中国と外国の職業教育における交流を強化し、双方の協力と努力により、理解を一層深め、両国の職業教育交流を促進し、より強固な協力関係を築くことを願っています。
協会常務理事張超は今回の会談で、日本国内の人材ニーズに基づき、中国国内で電子産業、IT、日本語、和食などの基本技能の普及を図るとともに、来日後の就業環境により早く適応するため、各産業に対応した就業前訓練を積極的に行うことを求めました。中華職業教育社党組書記・事務局長方乃純氏は、5年前の訪日を通じて、日本の職業教育の発展状況と傾向について包括的な理解が得られと同時に、日本独自の職業教育の実施方法と教育モデルに触れ、中国の職業教育に対する啓発として、取り入れる意義があると述べました。
会談終了時、中華職業教育社党組書記・事務局長方乃純氏は協会に対し招聘の意向を示し、早期に中華職業教育社本社を訪問し、現地で各大学と具体的な協力協議を行い、更なる交流の深化に向け、万全の準備を行うことを求めました。
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