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語学教育普及事業
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第一回「中華料理技師」資格試験終了
第一回「中華料理技師」資格試験終了
国際的に即戦力として通用する人材の育成及び料理文化の伝承、並びに日本国内における日本風中華料理専門調理技術者の育成推進を目的とした、日本国内初の「中華料理技師」資格試験が2月10日午後1時より神奈川県藤沢市湘南台の菊華大飯店にて、一般社団法人国際職業能力資格認証協会の主催により実施された。
当日は、外部審査委員及び当協会の全理事により構成される議長団、並びに試験参加者の一部と現地市民団体が開会式に出席した。式典では、協会代表理事奥村穰氏が挨拶に続き、協会の今後の活動と中華料理技師資格の市場ニーズ及び資格試験の趣旨について説明を行った。
学科試験
日本国内初となる今回の「中華料理技師」資格試験には、日本全国より13名の調理師が集結した。横浜中華街の華僑、現在日本に勤務する中国本土の優秀な調理師、また、日本の調理師専門学校で学ぶ方など参加者は多岐にわたった。協会では、北京から戻った世界中国料理連合会国際評議員王建華氏を外部審査委員代表として特別に招待し、今回の資格試験を筆記試験と実技試験により参加者の総合評価を行うだけに留まらず、美食業界の交流を促進する場として、また、日本の中華料理の調理技巧を示す絶好の機会と位置づけ、今後更に日本の中華料理界の交流推進を図り、「中華料理技師」資格試験の業界における認知度を高めることに繋げていく考えだ。
今回の実技試験は規定課題と自由課題の2つの部分から構成され、規定課題では冬白菜を主な材料とし、全食材の40%以上使用すること、また、材料費を1500円以下に抑えることが条件とされた。参加者達は冬野菜をテーマに、最新の流行と日本ならではの特色を融合させ、審査委員と観衆を視覚的に魅了した。会場の盛り上がりも最高潮に達し、「中華料理技師」資格試験の文化的意義と独自性を強く示すイベントとなった。後半戦では、選手達は自由課題で熾烈な戦いを繰り広げ、審査委員と観衆から喝采を浴びた。
実技試験
作品展示
作品展示
指定温菜-白菜作品展示
試験官審査
地元市民団体試食
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