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協会理事張超一行中国地質大学(武漢)自動化学院を訪問
2023年9月15日、IPA一般社団法人国際職業能力育成協会の理事張超と明月グループ明月ソフト日本オフショア事業部の劉啓明副総経理が中国地質大学(武漢)自動化学院を交流訪問した。
交流会には、中国地質大学(武漢)自動化学院未来技術学院院長呉敏教授、自動化学院院長曹衛華教授、自動化学院副院長陳略峰教授、自動化学院党委副書記王向東氏、国際教育学院副院長範陸薇氏、本科生院実践教学管理弁公室科長章帆氏らが出席した。また、明月グループ明月ソフト取締役尹撃氏ら日本側企業の代表者もオンラインで出席した。
席上、理事張超よりIPA一般社団法人国際職業能力育成協会の発展の歴史、事業内容、運営状況、更に日本における産学研提携による報酬を伴うインターンシッププログラムについて詳細を説明し、日本企業の現状や日本の人材市場の情勢について情報を共有した。張超氏はスピーチの中で、「中国の大学教育の規模は膨大で、毎年4000万人以上の大学生と1000万人近くの卒業生がいる。如何に学生をしっかりと教育し、優秀な人材に育て上げるか、そして、卒業後最善の道を見出させるかは、多くの学校が直面する共通の課題である。IPAのインターンシッププログラムでは、学生が学業を継続しつつ、一定期間社会に出て日本企業でのインターンシップを体験することで、自らの専門知識と実践的な技術を融合し、豊かな創造力、実務能力、国際的視野、国際交流能力を備えた総合的な社会的人材に育成し、更に日中両国の産学提携と文化交流に積極的に貢献することを目指している。」と述べた。
参加者は、大学教育と産業界の協力、大学生のインターンシップの機会、学生のインターンシップと学業のバランスなどについて、深い議論と交流を行った。
中国地質大学の曹衛華院長は、IPA一般社団法人国際職業能力育成協会と明月グループの訪問に温かい歓迎の意を示すとともに、中国地質大学の発展状況について紹介し、中国地質大学自動化学院では革新的且つ工学的応用力を備えた国際的ハイレベル人材の育成に注力し、学校として特色ある教育を行っていることを説明した。そして、今後IPAと大学・企業の相互協力の仕組みを確立し、教育と産業の緊密な融合を推進していきたいと述べた。
明月グループ明月ソフト日本オフショア事業部劉啓明副総経理は、明月グループの発展の歴史と国内外の発展の方向性について紹介し、国際的人材育成のための双方の協力に対し強い期待感を示した。そして、明月の日本側代表は、持続的なIT人材育成のための産学提携案を説明した。
中国地質大学未来技術学院呉敏院長は、双方の交流の成果を確認し、今後の産学提携の発展に大きな期待を示した。
理事張超一行は、中国地質大学自動化学院の研究室を訪問し、関連教育施設や科学研究の成果について理解を深めた。
今回の交流活動の成功により、IPA一般社団法人国際職業能力育成協会、明月グループ、中国地質大学は相互理解を更に深め、産学提携の一層の推進と日本における報酬を伴うインターンシッププログラムの実施に向けた強固な基礎を築いた。
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