国際人材育成事業
語学教育普及事業
- 在日外国人労働者の生活オリエンテーションのための日本語教育支援
協会役職員がベトナムの教育機関を訪問
11月28日から12月2日にかけ、当協会執行理事張超、国際交流事業部部長塙苗、協会通訳ホアン・ジェウ・トウ一行3名は、ベトナムハノイ周辺の教育機関を訪問し交流活動を行った。訪問期間中、双方がともに関心を持つ、海外就職に関する交流と連携、日本語教育の普及など多岐にわたり幅広く意見を交換した。
11月29日訪問団一行はベトナム国内線に乗り首都ハノイから380㎞ほど離れたVINH市に移動し、同市所在のVANXUAN UNIVERSITY OF TECHNOLOGYを訪問した。双方は10月に行った交流活動の成果を確認するとともに、具体的な連携体制の確立、インターンシップ産学連携協定の締結、並びに、2+2の単位互換制度の導入や両国間の教師の交流などの事項について合意し、会談の備忘録を作成することで一致した。VINH市はベトナム初代国家主席ホーチミン氏の故郷であり、素朴な土地柄で知られている。会談終了後、協会一行は同市と周辺地域に住む在校生と日本語で交流を行った。同大学では予てより日本語を用いた授業を実施している。学生との交流を終えた後、日本語教師の飯塚先生、山野井先生と日本語教育の状況について意見を交換した。
11月30日協会とHAI DUONG UNIVERSITYは、同大学の会議室にて、インターンシップ産学連携協定の調印式に臨んだ。この調印式の模様は現地のテレビ局であるHAI DUONG TVでも報道された。調印式終了後、一行は同大学の国際交流室責任者の同行のもと、大学の教育施設を見学し、大学側が関心を示す農業と畜産の指導者の育成訓練について詳細な協議を行うと同時に、農業開発プロジェクトに携わる技術者の招聘と日本語指導ボランティアの派遣についても広く意見を交わした。
また、協会訪問団はベトナム滞在中、ハノイ周辺の教育機関及び送出し機関も訪問し、現在注目を集める日本の入管法の改正と新たな在留資格「特定技能1号」「特定技能2号」の今後の展望などについて協会理事張より説明を行った。
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