国際人材育成事業
語学教育普及事業
- 在日外国人労働者の生活オリエンテーションのための日本語教育支援
IPA国際職業能力育成協会理事斉魯工業大学を訪問
12月5日、IPA国際職業能力育成協会業務執行理事張超氏、国際交流事業部部長塙苗氏、日本中央カレッジグループ代表理事中島利郎氏等一行は斉魯工業大学を訪問した。
斉魯工業大学は1948年に設立し、2013年名称を山東軽工業学院から斉魯工業大学に変更した。更に、2017年8月11日には斉魯工業大学と山東省科学院を統合し、新生斉魯工業大学として新たなスタートをきった。
学校は4つの支部で構成され、その内の3つは山東省済南市、残りの1つは山東省菏沢市にあり、本部は済南市西部の新城大学科技園の中心に位置している。
2018年5月現在、73の本科学科、14の修士学位授与権限を有する一級学科がある。また、修士学位取得可能分野として、技術系9、芸術系3、金融系1、翻訳系2の各分野があり、工学、理学、文学、経営、管理、法律、医学、芸術等幅広い領域を網羅した総合大学として、約3万人の在校生を誇る。
斉魯工業大学傘下の食品科学・工程学院及び生物工程学院は、一般社団法人国際職業能力育成協会、山東国立経済技術合作有限公司、斉魯工業大学の依頼を受け、共同で「国際人材育成拠点」を設立するとともに、≪国際人材育成拠点協力協定≫を締結した。その後、三者出席の下、同拠点の設立を記念する除幕式が開かれ、事業の正式な開始を祝した。国際人材育成拠点の設立により、斉魯工業大学の学生が将来、留学やインターン、就職等で来日する上での全く新しいシステムが始動することとなった。また、協会と斉魯工業大学は、協会指導の下、学術交流、指導者交流、日中の学生の交換留学等の分野について、更に踏み込んだ協議を行う段階へと入った。
今回、三者は共通認識のもと、知恵を結集し、斉魯工業大学の学生のために資源共有、優勢相補、相互交流、共同発展を推進すべく、同システムを構築した。今回の協議は、国際人材育成拠点の今後の発展に向け、各々の考えを擦り合わせ、具体的な道筋をつける上で非常に意義深いものとなった。三者は、斉魯工業大学食品科学・工程学院並びに生物工程学院の専門家や研究者、また、その他の学科も含めた幅広い力を結集し、国際的な視野を持ち、論理的思考力と異文化コミュニケーション能力を備えた、実践型、総合型の国際的マルチリンガル人材の育成に向け、確固たる基礎を築いた。
活動期間中、一般社団法人国際職業能力育成協会理事と中央カレッジグループ代表理事中島氏は、斉魯工業大学の幹部の同行のもと、斉魯陶瓷玻璃(セラミックガラス)科学芸術博物館と斉魯工業大学学生創新創業発展学院を視察した。
また、一般社団法人国際職業能力育成協会は、斉魯工業大学において、日本での留学やインターンシップを希望する学生を対象に、「日本におけるインターンシップ及び2+2職業教育」に関する特別説明会を実施した。
< 前のニュース | 次のニュース > |